昔の思い出をいくつか書いてきましたが後は大体同じような話になっちゃうので今回で終了にします。
もう劇的に違う話が思いつかないので…
書くことがなくなってきたって書いてから結構書いてますけどね(笑)
最後に世には出ない仕事について。
ボツになるとかではないです。
パイロット版みたいなものの仕事の話です。
企画として通すために作るもので、基本的には世に出ません。
ルパン三世のパイロットフィルムとかは世に出てますけど、あれも声が全く違いますよね。
あんな感じだと思います。
おいらも一度ラジオCMのパイロット版に出させてもらったことがあります。
もともとパイロット版と分かってて収録したので世に出ないことも分かっていました。
でもギャラって発生するんですよね。
当然、パイロット版とはいえ、収録は正式なものと全く代わりがありませんから、声優だけでなくて、収録スタッフのギャラもありますし、スタジオの手配にも費用がかかります。
こういうものって例えば、デザイナーならデザインの叩き台を出してその後の方針を決めることがあるわけですが、それと同じ用途なんですよね。
ただ、それについては、大抵デザイナー個人のリソースで完結するので色々な人を集めてきてなんて手間と費用はないです。
逆に言うと、色々な人がいないとできないことだからパイロット版でもギャラが発生するわけで。
ラジオCMのパイロット版制作はアニメと違って絵が作られるわけじゃなく、ただ声を収録するだけのものですから予算は低いものだと思いますが、この業界、色々とお金がかかるんだなぁと思いました。
多分、知られていないだけでこういう仕事結構あるんじゃないかなと思います。
声の仕事は関係なく、企画の叩き台というのは普通に仕事をしていれば何度もお目にかかりますから。
それだけ放送の企画というのは大変なんでしょうね。
巨額が動くというのもなんとなく分かります。
最後に、声の仕事は東京以外にはほとんどありません。
関西の会社でも東京で収録することが多いようです。
とくにアニメや洋画の吹き替えみたいな仕事は東京しかないと思っていいでしょう。
大阪にもいくつかプロダクションはありますが、本当に声の仕事で食べていきたいなら、特に関西圏の人は身近にプロダクションがあるからといって留まらず、無理をしてでも東京に行ってやるべきです。
志望人数も多いので養成所で要求されるレベルも遙かに高く、狭き門ですが。
それと養成所がプロダクション付きのところに通うべきです。
おいらはたまたまプロダクション付きのところだったのであまり苦労することなく所属できましたけど、そうでないところ(具体名は出しませんけど)を出てもプロダクションは、自分のところの養成所の子達を優先に採りますからどこにも行き場がないことになるのがほとんどです。
ということを数年間プロダクションに所属していくつか仕事をしてきて心底思いました。
今からやり直すというのはおいらにはちょっと色々事情があってできませんが、もう少し早くそれに気付いていれば良かったなって思います。
まあ、こういうことを書いているとまた声の仕事をやりたいな、って思う瞬間もあるんですけどね(^^;
結局挫折してるわけですから今更無理だろうなぁとか。
まあ、大した実力もなく世間に知られることもなく少しだけ仕事をしてひっそり消えていったわけですが、普通じゃできない経験を色々させてもらいました。
一応ではあっても作品は残っているし、やって良かったなって思います。
というわけで、稚拙な文章で楽しんで頂けたかどうか分かりませんけど、この手の話はこれまで。
さて、ネタが尽きたわけで今後の更新が心配です(笑)
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